バンタンの中で 僕が最初にドラマという
そういう分野にいったんです。
もう一つの僕をお見せしたくて
一生懸命練習しました。

でも 
あ〜 この子がバンタンなの？
この子 上手いね！
バンタンだったの？
バンタンの子たち 演技ほんとヘタだね
この2つだったんだけど、
それから 負担がすごく大きかったです。

上手くやらなきゃ
初めてだから 頑張って！とか
出来るよ！メンバーのこと信じて
とか言われたけど
すごく震えて 台本も忘れちゃって
何をすればいいのか わかんなくて
僕 方言使ってるんだけど
標準語でどうやって時代劇のトーンで
演じればいいのかわからなくて
大事な感情的なシーン2つ飛ばすことになりました

想像するんです
悪口言われるんだろうなって考えながら
ステージに立つから
無表情とか 笑ったりとかしかできなくて
いつも落ち込んで
ただホテルにいたくなって
メンバー達も気分良くないの？
最近 よくないみたいって
正直 僕は ストレス抱えてるって
表現するのは 好きじゃないんです
だから 何も言いませんでした

初めて あの時ジミニと2人でいたんだけど
すっごい泣きながら
一回話したことがありました 
何も集中できないっていったら
その時ジミニがすごい心配してくれたんです
一回みんな一緒に話をしました
返ってくる言葉はこれしかなかったです

｢僕たちが助けることはできない
でも お前に 力をあげることはできる。｣

僕は それが本当に
一番大きい慰めになったんです今
僕の気持ちを相手に話さなかったら
相手は 僕の気持ちはわからないんです

僕一人で ずっとくよくよしながら
ただ 一人で抱え込むのはだめなんだ
これがメンバーでいるということなんだなって感じました。その時はじめて。