グループBTS(BTS)メンバーシュガ(本名ミン·ユンギ、31)の電動スクーター飲酒運転が社会服務要員である彼の身分を巡りまた別の論難を呼んだ。 兵務庁は、シュガが社会服務要員として服務中だが、飲酒運転の摘発が日課中ではなかったため、別途の措置はないという立場だ。

兵務庁は8日、「該当社会服務要員は勤務時間以後に個人的に飲酒状態で運転、警察に摘発され道路交通法など関連法により処罰される予定」と明らかにした。

続いて「今後、兵務庁と服務機関は社会服務要員が服務期間中に法規を遵守するよう教育を強化し、服務指導官を通じて社会服務要員に対する管理監督を徹底する」と付け加えた。

社会服務要員服務管理規定第8条第3項には「常に服装と容貌を端正にし品位を維持しなければならない」となっている。

しかし、これは勤務中に限って適用する規定であり、シュガの飲酒運転は勤務時間外に発生したことなので、このような規定違反に該当しないというのが兵務庁の説明。 警察調査にともなう法的処罰の他に兵務庁や服務機関次元の別途懲戒·制裁はないという話だ。

これを受け、現役兵との公平性を巡る議論が浮き彫りになった。 ネチズンたちは「それでは休暇に出てきた軍人はなぜ厳格に処罰するのか」、「社会服務要員は軍服務代替することなので軍人なのに、日課時間後に事故を起こしても処罰対象ではないということは理解できない」、「公平性に反する」、「これが公正なのか」等の批判的反応を見せている。
一部では「これを機に社会服務要員をなくそう」、「だから現役に行かないつもりだ」等、軍服務体系に対する根本的問題提起も出ている。

現役兵服務中の軍人が休暇中に事故を起こした場合、軍刑法によって処罰される。 飲酒運転事故を起こした場合、警察が現場調査後、軍検察に事件と身柄を移牒し、軍事裁判所の裁判を受ける。