戒厳令自体が歴史的にも大きなことなのに通り過ぎるように終わってしまったことが余計になんだか怖く感じるって

まだ大統領から解除されてないから終わってないよ

大統領と軍部によるて

韓国国会で戒厳令停止要求が190/300の票数で可決されたということは、国会としては明確に戒厳令の解除を求めていることになります。しかし、その後の展開がどうなるかはまだ不確定で、特に戒厳司令部（軍の指揮系統）がこの要求にどう応じるかが重要です。

問題点：
戒厳司令部の権限戒厳令が発令された背景には、政府が危機的な状況にあると判断し、軍に権限を委譲したということが考えられます。したがって、戒厳令を発令した側（大統領や軍上層部）がこの停止要求に応じるかは大きな疑問です。特に、戒厳令は時に政府が反対勢力や政治的不安定さに対処するために使う手段であるため、軍部がその停止を受け入れるかどうかは、軍の政治的立場や大統領の指導力にも関わる問題です。
軍と政治の対立戒厳令を発令することで、政府や軍部はある意味、権力を集中させることを目的としている場合があります。国会の決議がどんなに強力であっても、実行力がなければ意味がありません。国会が可決したとはいえ、軍部がその要求に従わない場合、政治的対立が激化し、事態はさらに混乱する可能性もあります。

大統領の対応大統領も、憲法上は国会の決議に従わなければならない立場ですが、大統領が戒厳令発令の背後にある政治的目的に強い意欲を持っている場合、その解除に対する抵抗があるかもしれません。また、国会の決議が必ずしも即座に実行されるとは限らず、大統領がどのような対応を取るかが今後の鍵を握ります。
どうなるのか？

軍部が応じない可能性：もし戒厳司令部や軍の高官たちが解除に応じなければ、状況はさらに激化する恐れがあります。この場合、政治的な衝突や社会的不安が広がる可能性が高く、最終的には国家の統治構造そのものに影響を与える事態にもつながりかねません。
大統領の指導力と決断：大統領がこの国会決議を受けて、戒厳令解除を命じることができれば、民主主義と市民の権利が回復する道が開かれますが、軍の強硬な姿勢や政治的な対立が続く限り、簡単に解除されることはないかもしれません。

国際的圧力：もし韓国国内で戒厳令が続き、政治的な弾圧が強まれば、国際社会からの非難や経済制裁など、外部からの圧力が影響する可能性もあります。
結論としては、国会の決議が実際にどう反映されるかは、軍部や大統領の対応に依存しており、状況がどのように展開するかはまだ不透明です。今後の動きに注視し、特に軍部の反応や大統領の決断がカギを握ることになるでしょう。