現地メディア『朝鮮日報』は2月27日、韓国警察が昨年6月に行われたファンイベントでJINに許可なくキスをした50代日本人女性を、事件発生から約7カ月後に刑事立件し、出頭を求めたと報じた。

報道によると、ソウル松坡（ソンパ）警察署はJINにキスをした容疑（公衆密集場所での強制わいせつ）で加害女性を1月末に立件し、2月頭に出頭を要請。しかし、加害女性は日本に在住しており、警察の要請に対して明確な回答をしていないという。

事件が起きたのは、昨年6月13日に行われたJINのファンイベントでのこと。当時、JINは兵役を終えた直後で、1000人以上のファンを対象とした「ハグ会」を実施。

ほとんどのファンがハグをして離れていたなか、ある一人の女性がハグをした後、突然キスをしたという。この様子がSNSなどで拡散され、物議を醸した。実際、JINも咄嗟に顔を背け、困惑していた様子が映像に残っている。

その後、ある日本人女性のブログに「唇がJINの首に触れた。肌がとても柔らかかった」という投稿が発見され、加害女性が日本人である可能性が浮上。そして今回、警察の捜査により加害者が日本人女性であると特定された。

韓国警察は加害女性に対する調査を進めると同時に、JINについても被害者として事情聴取を検討しているという。

発覚当時、ネット上で大きく問題視された「JINへのキス事件」。加害女性が出頭要請にどのように対応するのか、そして韓国警察が今後どのような措置を講じるのか、さらなる注目が集まっている。

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