BTS・JINと“飲み友”の韓国グルメの大御所にトラブル続々…ハム・ビールに続いて「建築法違反」
複数の外食チェーンを手がける料理研究家ペク・ジョンウォンが、新たに建築法違反の疑いで告発された。

最近、忠清南道・礼山警察署には、ペク・ジョンウォンが運営する企業「ザ・ボーンコリア」と、彼が理事長を務める「イェドク学園」に対する告発状が提出された。これには、農地法、山地管理法、建築法違反の疑いが含まれていた。　
この告発では、礼山郡・吾可面にあるザ・ボーンコリアの工場が農地転用の許可を受けず、違法に倉庫として使用されていたと指摘されている。また、イェドク学園が運営する礼山高等学校の給食施設が、山林として登録された土地の上に違法に建設されていたという。

この件についてザ・ボーンコリアは「事実とは異なる部分が多い」としており、現在は情報を整理中であると伝えられている。
なお、ペク・ジョンウォンのトラブルはこれが初めてではない。旧正月（1月29日）を前に、自社製品のハムのギフトセットが物議を醸した。同製品は、業界トップブランドの物よりも豚肉の含有量が少ないにもかかわらず価格が高いと批判され、消費者の間で不満が広がった。最終的にザ・ボーンコリアは公式オンラインショップで販売を中止している。
また、同社のフランチャイズ「ヨンドン・ボールカツ」が発売していたフルーツビール「カムギュル・オルム」も論争の的となった。成分表示によると、500ml缶に含まれるみかん果汁はわずか0.032%（約0.16ml）だった。他社のフルーツビールには0.5～2%の濃縮果汁が含まれていることが一般的であるため、消費者から「果汁がほとんど入っていないのではないか」と疑問の声が上がった。

これに対してザ・ボーンコリアは、「比較対象となったフルーツビールは『その他の酒類』に分類されるが、カムギュル・オルムはビールに分類されるため、同じ基準で比較するのは適切ではない」と説明している。
ペク・ジョンウォン氏は韓国の飲食業界を代表する実業家で、テレビ番組にも多数出演しており、BTSのJINとも親交が深いことで知られる。彼が手がけるフランチャイズは数多く、その庶民的な経営スタイルとカリスマ性で多くの支持を集めてきた。しかし、近年は企業としての透明性や製品の品質に関する議論が相次いでおり、今回の建築法違反の疑いも含め、社会的な関心が高まっている。

でもジンは一切叩かれてないのよね