HYBE傘下のレーベルは音盤押し出しをしません。これはすでにHYBEがAdor側に数回回答した内容であり、HYBEパク・ジウォン代表取締役とミン代表間のSNS対話記録にも数回にわたって残っている事実です」
「それでもミン代表はSEVENTEEN、TXT、ENHYPEN、Le Sserafim、TWS、ILLIT、IVE、RIIZEなど社内外を問わず色々なアーティストのアルバム販売量が発表されれば「押し出したり買いだめするのではないか」という風に他のアーティストたちのアルバム販売量に対する根拠のない疑惑を絶えず提起してきました。特にILLITの最近のアルバム販売量については、Adorシン副代表も、外部のアナリストに「ILLITの初動は押し出すものとみられる。疑われないか」と継続的に疑問を呈しました。アナリストさえ、そのような状況ではないようだと答えたにもかかわらず、本人の主張を繰り返したことが確認されました」

「ミン代表は自身の主張を正当化するためにHYBEから「NewJeansが押し出し提案を勧められた」とまで主張しています。しかし、これは隔意なく行われた対話の一部に過ぎず、先ほども申し上げたように公式的に「押し出し」はないと数回説明し、実際にHYBEは「初動記録競争のための押し出しをしない」という明確な原則を持って事業を運営しています」

「HIVEは今回提起されたイシューに対する回答を差し上げるために昨年販売したアルバム全体に対して「押し出し」を通じた返品があったかなどを含め全数調査を進行し、確認された内容を透明に共有します」

「まず2023年にHYBEアーティストたちは17枚の新規アルバムをリリースし、合わせて4360万枚（旧譜約1000万枚を含む）を販売。今回の調査の結果、過去2件のアルバムに対してそれぞれ7万枚ずつ計14万枚の返品があり、これはアルバム販売量全体の0.32%にあたる数値でした。 該当状況が発生した2023年はアルバム販売量が動揺した年でした。 当時、アルバム販売が好調だった状況を勘案し、上方修正された需要予測がありましたが、市場状況が変わり、需要予測に関する誤差が過去より高く発生せざるを得ない状況になりました。この過程で契約書上に記載されていない返品条件を実務者が許諾しながら上記2件の返品が進行されました。 しかし、本件の返品取引事実を確認した直後、会社は内部統制を強化し、原則から外れた返品口頭協議そのものを不可能にし、以後実際に追加で返品件は発生していないことを確認しました」

「AdorもやはりNewJeans 2nd EP「Get Up」発売当時、市場状況を楽観しアルバムを350万枚製作するという立場でしたが、現在当社には何と161万枚の在庫が残っています。このように業況の変動性と需要予測の不可測性は、エンタメ産業でいくら努力しても完全に避けることは難しいことです」

「ミン代表は当社に送った立場を通じて押し出しを「発売一週間の販売量、すなわち『初動販売量』を人為的に膨らませるために流通会社や海外子会社を利用して大量の注文を入れたりファンイベントなどを急造して販売量を膨らませる不当行為を意味します」と定義しました。 ところが、この定義は上記言及したニュージーンズの2nd EP「Get Up」販売活動が押し出しに該当すると言うのと同じです」

「日本の流通会社であるUMJは最初、該当アルバムを9万枚以上購入することに難色を示しましたが、その後、Adorも参加した協議を通じて6万枚を追加し、計15万枚をUMJに販売が行われ、これはAdorの大量注文に該当する可能性があります。 当該注文により現在流通会社に滞積された在庫は11万枚に達します。また、増えた物量の一部消化のために、Adorは2023年8月20日にNewJeansメンバー全員が参加するファンサイン会を追加で行った事実があり、これは急造したファンイベントに該当する」

「このような活動は営業の販促行為に該当する部分ですが、NewJeansがやれば正当で、他のアーティストがやれば押し出す行為という主張は説得力がありません」

「HYBEはむしろ「レコード押し出し」という他人が誤解しやすいイシューをまともな確認もなしに提起した貴側の行動と意図に深刻な憂慮を表します。 本当に押し出しがHYBE内に実在し、K-Pop市場で大きな問題になると考えたなら、事実関係に対する十分な確認を先に経るべきだったでしょう」