1. 193.匿名 :2024/06/05 (水)15:44ID:xJSlOg
    >>192

    ハイブの思惑

    ミン代表は、NewJeansの成功を受けて2023年4月に既存取締役を退任させ、同時に副CEOのシン・ドンフン氏とシニアクリエイティブディレクターのキム・イェミン氏を新たに社内取締役に据え置いた。ADORの社内取締役全員が「ミン・ヒジン師団」と称され、ミンはSM時代から信頼し、一緒に仕事をしてきた「側近」で牙城を築いた。
    そこに、ミン代表の「『HYBEキャピタル(資本)』ということは簡単だが、個人的にはそうは思わない」という本心が表れている。

    今回(2024年5月31日)、ADORの筆頭株主であるHYBEは、その側近2名を解任し、HYBE側からキム・ジュヨンCHRO(最高人事責任者)、イ・ジェサンCSO(最高戦略責任者)、イ・ギョンジュンCFO(最高財務責任者)を新たな社内取締役に選任した。

    HYBEの目的はミン代表個人の所有物ではないADORの経営権を取り戻すこと。
    そして、あくまでHYBEはクリエイティブな領域に関しては、レーベル(ミン・ヒジン)の主導権を維持しようとしている。…②

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  2. 194.匿名 :2024/06/05 (水)16:00ID:xJSlOg
    >>193

    マルチレーベルについて
    (パン・シヒョクの野望)

    米国は、マルチレーベルシステムを通じて音楽市場を成長させた最初の国である。
    アメリカでは、多様な音楽ジャンルを必要とする親会社と、大資本のハロー効果を狙うサブレーベルの利害関係の一致から戦略的パートナーとなることが多い。
    一般的に、どこまで経営の関与を考え、どこまでクリエイティブ領域を尊重すべきかをめぐって、両社の間にはかなりの対立が生じる。
    しかし、米国のマルチレーベルシステムは、経営権は親会社、クリエイティブ領域はレーベルが把握することでバランスを取っている。

    「レコードレーベル」という言葉が示すように、米国の3大レーベルは、アーティストとのレコード契約を通じてレコードを制作し、それぞれの流通チャネルを通じてレーベルのレコードを配布することに重点を置いています。
    一方、所属アーティストであっても、アーティストの放送活動やミュージックビデオの制作、アルバムをベースとしたコンサートツアーなど、アーティストのマネジメントは各レーベル(所属事務所)を通じて行われる。

    パン代表は、米国のマルチレーベルシステムをそのままHYBEに取り入れたい。
    経営権はHYBEが掌握し、クリエイティブ活動は各事務所(レーベル)に任せるスタイルを取りたい。

    HYBEの中ではADORだけが、経営権もクリエイティブ活動も両方をミン代表が握っていた。
    今回、ADORの取締役を刷新したことでADORの経営体制が是正された。

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