1. 194.匿名 :2024/06/05 (水)16:00ID:xJSlOg
    >>193

    マルチレーベルについて
    (パン・シヒョクの野望)

    米国は、マルチレーベルシステムを通じて音楽市場を成長させた最初の国である。
    アメリカでは、多様な音楽ジャンルを必要とする親会社と、大資本のハロー効果を狙うサブレーベルの利害関係の一致から戦略的パートナーとなることが多い。
    一般的に、どこまで経営の関与を考え、どこまでクリエイティブ領域を尊重すべきかをめぐって、両社の間にはかなりの対立が生じる。
    しかし、米国のマルチレーベルシステムは、経営権は親会社、クリエイティブ領域はレーベルが把握することでバランスを取っている。

    「レコードレーベル」という言葉が示すように、米国の3大レーベルは、アーティストとのレコード契約を通じてレコードを制作し、それぞれの流通チャネルを通じてレーベルのレコードを配布することに重点を置いています。
    一方、所属アーティストであっても、アーティストの放送活動やミュージックビデオの制作、アルバムをベースとしたコンサートツアーなど、アーティストのマネジメントは各レーベル(所属事務所)を通じて行われる。

    パン代表は、米国のマルチレーベルシステムをそのままHYBEに取り入れたい。
    経営権はHYBEが掌握し、クリエイティブ活動は各事務所(レーベル)に任せるスタイルを取りたい。

    HYBEの中ではADORだけが、経営権もクリエイティブ活動も両方をミン代表が握っていた。
    今回、ADORの取締役を刷新したことでADORの経営体制が是正された。

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  2. 195.匿名 :2024/06/05 (水)16:36ID:xJSlOg
    >>194

    HYBEにおける、マルチレーベルの問題点

    ・トップダウン方式のパン・シヒョク
    ・K-POPというジャンル

    HYBEは「各レーベルの独立的運営を通じてレーベル間の競争と協力が行われるようにする」と明言し、レーベル間の独立的運営を尊重するというスタンスを強調した。
    本来、このようなレーベル経営方式は所属アーティストに平等な競争機会が与えられるはずである。
    しかし、儒教の教えが根強く残る韓国の文化(年功序列)と、アメリカ式実力主義は相容れないものがある。(これはアーティストベースではなく、経営陣やPD陣ベースでの話)
    事務所の力関係、経営陣やPD陣の上下関係が、そのままアーティストの力関係になる懸念が生じる。実際、パン代表が直接PD業に関わったBTS, LE SSERAFIMに対する長男長女優遇、末娘ILLITへの優遇を回避できているとは思えない。パン代表がこれらのアーティストに対して直接的にあからさまな優遇をしなくとも、周囲が勝手に忖度して力を入れることは自明である。

    もう一つはK-POPの画一性(無個性)
    K-POPにはレーベルを量産できるほどの音楽性の違いがない。また、コンセプトに至っては考えられるバリエーションがあまりにも少なく、限られたスペースの中で陣取りをしている状態であり、韓国人の「良いものは真似ろ」という考えがあまりにも浸透していて、成功したK-POPアイドルに「寄せる」ことにあまりにも無頓着すぎる。
    よって、今回のNewJeansとILLITのようなcopy問題が今後も起こり得るだろう。

    パン・シヒョクが望むマルチレーベル体制を成功させるには、親企業が、各レーベル間で起こり得る不満や競争リスク(共食い)を管理、調整するべきだが、現時点HYBEはそれを適切にコントロールすることができていないように思う。

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