これ、チャッコの小説の一部分
都市を支えている大企業（桓雄）が市民の為に無償で配布したアプリ（キャッチャー）についてのところ

桓雄は、”キャッチャー”の話題で炎上するインターネット上の書き込みを見て、にやりと笑った。
「つまらない奴らだ」
桓雄は”キャッチャー”を開発していたときから、人間たちがこうなることは予想していた。
わずかな金のために信義を捨て、相手を妬むようになる。
そうして始まった分裂が、後にどのような結果をもたらすのかも知らないまま。
…
キャッチャーをいたずら目的で使う人が増え、ハンターたちはアプリの改善を求めたが、桓雄はこれに対して明確な回答を出さなかった。
命懸けで戦うハンターたちはキャッチャーをいたずらの道具に使う市民に憤りを感じ、市民は金を徴収するハンターに不満を募らせた。
キャッチャーが導入される前には見られなかった憎悪の感情が芽生え始めていることに、誰も気づくことはなかった。

ちなみに、キャッチャー内の情報は全部市民をコントロールするために悪用してる

改善を求めてるのに明確な回答をしない
モヤモヤが溜まって爆発するのを待つ