「鬼滅の刃」が中国に輸出され、露出水位が高い女性キャラクターの衣装が修正されたことが分かった。
17日、関連業界によると、中国では3月5日(現地時間)、「鬼滅の刃:歓楽の街編」シリーズが公開された。 該当シリーズは当初、他の国で12月初めに放映が始まったが、中国では3ヵ月余りの差を置いて遅れて放映されたものだ。
ネチズンたちは中国当局の検閲による女性キャラクターたちの露出場面修正のために3ヶ月という時間がかかったと推定している。
従来のアニメの中の女性キャラクターは、ほとんど胸の部分が破れたり、脚などが見えるなど身体の一部が明らかになった服を着ていたが、実際の中国版ではキャラクターの露出部位が全て服で覆われるように修正された。
コミックブックドットコムなど外信でも「『鬼滅の刃』が再び検閲を受けた」として、中国版では女性キャラクターの衣装が他の国家と違って変わったと伝えた。
該当シリーズは国内では青少年観覧不可等級であり、中国では「16歳以上推奨観覧」と案内された。
前のシーズンでは首を切られたり血が出たりするなど、場面が残忍だという理由で中国で検閲が行われたことがある。
今回の「歓楽の街編」では戦闘中に身体の一部が切れるなどの場面が検閲されなかったと国内外のネチズンたちは分析した。
ネチズンたちは鬼滅の刃に対する中国のこのような2度目の検閲ニュースに「あの時代にレギンスと(ブラ)トップを着るなんて」 「残忍な場面はそのまま出てくるのに露出場面だけ修正されたのはおかしい」「観覧等級があるのに過度な処置」と中国当局の検閲を批判した。
現地で作品に接した中国の一部のネチズンたちは、今回の検閲をめぐって自然ではないと批判的な意見を出した。 一方、他のネチズンたちは必要以上の露出衣装が不適切なだけに、アニメーションを視聴する青少年のために修正が望ましいと対抗したりもした。
一方、中国は2015年、日本のアニメ38本を全面退出させるなど、文化コンテンツと関連した検閲を大幅に強化している。