世の中には、純粋で無垢なものがより多くの重荷を背負わされるという、不公平なことが本当に多いように思う。正直で堂々としているほど、偽りの厚い仮面や鎧をまとった者たちに真っ先に身を差し出すことになるから。それでも、そんなのが人生だとしても、こうやって素手と身体、そして魂でこの世界を生き抜こう、ナムジュン。身を差し出すくらい怖がらないでね。共に、そしてそれぞれが、そんな道を歩んでいく仲間が隣にいるという事実だけでも、人生は十分に温かくて幸せだと思うよ。

今、私が眠れない夜を過ごしているように、君もきっとそんな夜を送っているだろうけど、次に会う日まで少しは心配事を手放して、ちゃんとご飯を食べて、ぐっすり眠って、元気でいてくれることを祈っているよ。

この1年半がただ無意味ではないことを願っているけれど、正直なところ、卑怯で不安定な思いに支配されてしまうことも多いんだ。でも、もし神というものがいて、私たちに器に見合った、理由のある試練だけを与えるのだとしたら……きっと何か理由があるんだと思う。どこにいても、いつであっても、誰といても、結局すべては自分の心と真心にかかっているものだよね。

経営者として新たな自分を作り広げたのは君自身の決意だから、友人としてただ応援し、祈る気持ちでいるよ。冬だから考えが多くなり、少し弱くなっているのかもしれない。でも、喪失や試練が私たちを強くすることを疑ってはいないよ。どんな方向でもいいから、よろよろとでも一緒に進んでみよう。暖かい春が来たらまた会おうね。良いことがもっとたくさんあるように願っているよ。